2009年11月29日 (日)

・アメフト 今年の甲子園ボウルは関大(61年ぶり)VS法政に決定

今年の甲子園ボウルは、全日本大学選手権決勝戦に模様替えされ、1213日に行われる。
今日、準決勝に当たる西日本代表校決定戦と東日本代表決定戦が行われ、甲子園ボウルは、関西大学と法政大学の組合せとなった。

1.関西大学は61年ぶり

1949年(昭和24年)1月9日に開催された、第3回甲子園ボウル以来の出場。関西代表は、1949年の暮れに開催された第4回から1981年の第36回大会まで関学が33年間独占したが、以降京都大学、立命館大学、関学の3校が競合ってきた。今回関西大学が全勝でリーグ戦を制し、61年ぶりに甲子園に駒を進めた。

2.早稲田は2回目ならず

東日本代表戦は、法政対早稲田の戦いであった。早稲田の2002年以来、7年ぶり2回目の出場はならなかった。

3.テレビ

1984年までは,NHKで放送されていたが、1985年からアメフトブームに乗って毎日放送(東京はTBS)へ移管された。しかしながらブームが過ぎた2000年からは昼間の中継はなくなり、深夜枠に移され、時間も大幅に短縮された。

今回の改革の一環として、NHKがBS1で完全生中継されるようだ。我が家は地上波しかなられないが。大きな進歩だと思う。

4.3年ぶりの甲子園での甲子園ボウル

甲子園球場は、野球の試合を開催しながらの大改修が行われてきた。そのため大がかりな工事は野球のオフシーズンである冬に実施されたため、甲子園ボウルは2007年・08年と長居競技場で「甲子園ボウル」の名のまま開催されていた。

5.アメフトブームの終わり
大事件ばかりなのにマスコミの扱いは小さい。寂しいものだ。

<関連記事> 昨年の甲子園ボウルと改革案
2008
1228日 「甲子園ボウル改革案」
http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-2703.html

<関連記事> 一昨年の甲子園ボウル

20071216日「アメフト 甲子園ボウル 関学30年ぶりの日大戦勝利」http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_4fac.html

<関連記事> ライスボウル観戦記
2008
0103日「アメフト ライスボウル松下電工が関学に勝利」
http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_f25b.html

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2009年11月23日 (月)

・高校駅伝 西脇好記録で敗者復活 都大路へ

高校駅伝は都道府県別予選に引き続き、地区別大会が1122日までに各地で開催された。男子の全国大会は今年記念大会になるため、都道府県代表を除く各地区のトップが全国大会に駒を進めることになった。注目は近畿大会だった。

1.(男子)西脇工業が都大路へ
近畿大会も、兵庫県大会と同様須磨学園が制した。2位に西脇が入り全国大会の出場権を得た。
1位 須磨学園 2時間03分13秒
2位 西脇工業 2時間03分54秒

兵庫大会では

1位 須磨学園 2時間04分52秒

2位、西脇工業 2時間05分12秒。
ともに大幅に兵庫大会を更新している。さらに都道府県別予選トップの広島の世羅の2時間04分14秒をとともに大きく上回った。
近畿大会のコースが兵庫大会のコースより記録が出やすいのだろうか。
いずれにせよ、①須磨学園の初出場初優勝と②兵庫県勢の1・2位独占と③須磨学園の男女制覇の期待が膨らんできた。

須磨のエース西池は、兵庫県大会は1区、今回は4区
西脇のエース志方は、兵庫県大会は3区、今回は1区
二人の直接対決はなかった。留学生の走らない1区は牽制し合うためエースを起用するのは、ややもったいない気がするが、ここで出遅れてもいけない。世羅の留学生が3区か4区を走るであろうから、ここへエースをぶつけるか、避けるか。興味は尽きない。

2.(女子)須磨学園と久馬姉妹
女子は須磨学園が圧勝した。

兵庫県大会の1時間09分16秒を大幅に上回る1時間07分36秒を記録した。都道府県別予選トップの岡山の興譲館の1時間08分10秒をも上回った。全国大会では恒例になった1区の出遅れがなければ優勝の可能性が高いと思う。

注目の京都府立綾部高校1年の双子の久馬姉妹は距離の長い1・5区で区間賞を獲得し、その力を見せ付けた。普通の府立高校なので、誰に指導を受けているのだろうか。陸連も上手く援助をしてあげてほしいと思う。都道府県対抗女子駅伝が楽しみだ。

<関連記事> 都道府県予選
2009
1109日「高校駅伝兵庫大会で西脇・報徳の牙城崩れる男子も須磨学園」
http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-4442.html

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2009年11月10日 (火)

・高校駅伝 兵庫大会で西脇・報徳の牙城崩れる 男子も須磨学園

12月20日に京都で開催される高校駅伝の都道府県別予選が118日までに各地で開催され、47都道府県で代表校が決まった。男子の注目は兵庫県と宮城県。

1.兵庫県

兵庫県大会を制すれば即全国大会の優勝候補になるぐらい、報徳学園と西脇工業が長年ハイレベルで競合ってきた。特に1989年報徳は兵庫県大会で西脇に破れたものの、記念大会であったため、近畿地区代表としていわば敗者復活で全国大会に駒を進め、1秒差で西脇を制して、兵庫県勢で1,2位を独占したことが特筆される。

この2校の牙城が33年ぶりに崩れた。男子も須磨学園が代表を射止めた。

西脇の渡辺公二監督が今春71歳で引退。報徳の鶴谷邦弘総監督が65歳の定年で来春報徳を去ることが決まっている。まだまだ指導者の力量によるところが大きい競技だ。

須磨学園。女子では17年連続で兵庫県代表となり2度全国制覇しているが、ついに男子も強豪校の名乗りを上げた。「須磨学園って須磨女子やろ!?」。

1999年に共学化していたのだ。

2.宮城県

1999年から10回の大会のうち6回全国制覇した仙台育英が宮城県大会で敗れた。仙台育英といえば、留学生を擁して戦ってきたが、今年は日本人だけで臨んで、東北高校に敗れている。

こちらも渡辺高夫総監督が61歳で今春勇退している。

東北高校は15年ぶり23回目の代表と言うことだから、仙台育英が台頭する前の強豪校だったようだ。

仙台育英は、東北大会で青森山田についで2位に入った。青森山田は青森代表なので、東北地区代表は仙台育英となる。

3.予選記録(47校の上位順)

1位 世羅(広島)    2時間0414

2位 須磨学園(兵庫)   2時間0452

3位 九州学院(熊本)  2時間0510

4位 那須拓揚(栃木)  2時間0621

5位 大牟田(福岡)   2時間0628

※  西脇工業(県大会)   2時間0512

西脇が近畿代表で全国大会に出てくると、初出場の須磨学園とともに優勝候補に名乗りをあげることになる。

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2009年8月11日 (火)

・31年ぶりの作新学院とちょっと悲しい如水館

1.作新学院

「作新学院。夏の甲子園は久々です。」

「そう言えば、久しぶりかな。」と思ったが、よく聞くと31年ぶりだとか。作新といえば、怪物江川卓を擁して、一世を風靡した1973年(昭和48年)の印象が強烈だが、1962年(昭和37年)には高校野球史上初の春夏連覇を果たしている。

そのような強豪校のイメージが強かったのだが、江川の5年後を最後に出場していなかった。

時の流れるのはつくづく速いものだと思う。

今日31年ぶりの甲子園。8-10で長野日大に敗れた。

2.如水館

甲子園史上初の2試合連続の雨でノーゲームなった如水館vs高知。

 9日 2-0 3回終了

10日 6-5 5回途中

と、ともに如水館がリードしてノーゲームになった。

試合終了後、2回もリードをふいにした如水館キャプテンがインタビューで

「あこがれの甲子園で3日連続試合ができるなんて最高です」というようなことを答えていた。なんと前向きな。

が、今日の3回目の対戦。3-9で如水館は敗れた。

残念だろうが、選手たちにはいい思い出ができただろう。おじさんの発想で言うと、将来の飲み会の時に最高に盛り上げるいいネタを仕入れたと思う。

でも、どうしてノーゲームにするのだろうか。続きをやればいいと思うのだが。

<関連記事>

200883日 「高校野球と「かちわり氷」と「渡辺ジュースの素」http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_17e9.html

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2009年4月18日 (土)

・大麻は痴漢より重し  日体大と東洋大への処分の差

この3月、日本体育大学陸上部の部員が、大麻取締法違反容疑で逮捕された。陸上部員らの合宿所で大麻を栽培し、ネットで外部へ販売していたという。合宿所への家宅捜査野の際、別の学生の所持品から紙幣のコピーが発見されたとの報道もあった。

このたび、関東学生陸上競技連盟は、日本体育大学に箱根駅伝のシード権剥奪などの処分を通知したが、大学側は反発しているという。日本体育大学の性格上、体育会の活動の授業の一環ということで、3ヶ月の活動停止は、新入部員を含む400人にもおよぶ全部員の単位取得にも影響があるという。

この処分で思い起こすは、東洋大学。昨年暮れ、駅伝選手が痴漢容疑で逮捕されたが、学連は箱根駅伝への出場を許した。この結果、東洋大は箱根駅伝に初参加から、苦節76年目の初栄冠を獲得た。また、往路5区では1年生の柏原竜二のごぼう抜きがあり、新山の神として感動をよんだ。

東洋大学は、逮捕されたのが駅伝選手。日体大は同じ陸上部とはいえ400人の大所帯で、逮捕者は跳躍競技の選手。駅伝選手とは交流はなかったかもしれない。3ヶ月処分の過ぎた秋以降の駅伝にも処分が及んだ。

連帯責任をどう考えるかにもよるが、逮捕者が駅伝選手だった東洋大には甘い処分。今回は厳しい処分だ。学連のコメントに一貫性がない。

東洋大は、学連に対してしおらいしい態度をとって同情を呼び起こし、日体大は横柄な謝罪で心象を悪くしたのでは、ないか。とつい想像してしまう。どーも処分の差は、立ち回りのうまさの差のような気がする。

痴漢は出来心と寛容なのか。

東洋大学が悪いのではないが。

日本体育大学

事件:大麻取締法違反

事件発生:2009年3月

事件発生場所:同大学陸上部合宿所

逮捕者:1名

当該学生:陸上部の棒高跳びの選手

学内処分:当該学生は退学

     部長、監督、コーチ解任

     合宿所外の部員も含めた跳躍3種目の全46人を無期限活動停止

学連処分:部全体(部員約400人)に

     ①6月末までの3か月の学連主催大会の出場停止

     ②箱根駅伝のシード権はく奪

     ③出雲(10月)、全日本(11月)の各駅伝の推薦取り消し

     ④関東インカレの2部降格

     ⑤日本学連主催大会の出場自粛勧告

学連コメント:合宿所での反社会的行為は極めて重大

東洋大学

事件:強制わいせつ

事件発生:2008年12月

事件発生場所:東武東上線車内

逮捕者:1名

当該学生:陸上部の駅伝選手

学内処分:当該学生は退学

     部長、監督(元旭化成選手:川嶋伸次)引責辞任

     5日間の練習停止

学連処分:箱根駅伝の出場を認める

     ただし

     ①200万円の駅伝補助金の支給停止

     ②箱根駅伝の集団応援の禁止

学連コメント:一部員の不祥事によって真摯(しんし)に勉学とトレーニングに励んだ部員諸君がその成果を発表する機会まで失うことは誠に不憫(ふびん)

<関連記事> 東洋大学への処分は甘い

200912日「2009箱根駅伝 東洋大が5区で大逆転往路優勝」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/2009-473e.html

<関連記事> 東洋大学劇的優勝(処分されていたら…)

200913日「2009箱根駅伝 東洋大学苦節76年で初の栄冠」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/2009-6ff9.html

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2009年3月20日 (金)

・野球の人気は根強い WBCの話題ではずれなし

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の話題でいずこも盛り上がっている。職場でも、ゴルフの練習場でも、WBCの話題ははずれなく盛り上がる。テレビの視聴率もいいらしい。なんと言っても、日本が韓国に2度も負けながら、勝ち進んでいることも大きい。サッカーのワールドカップ予選のバーレーン戦が1週間後に近づいているのに、WBCの前では影が薄い。

やはり、日本の大衆スポーツは野球だと思い知らされた感じだ。

1.韓国、キューバとの対抗戦?

ワールドといいながら、2次リーグになっても韓国と2戦、キューバと2戦。それ以外の国とは対戦していない。ようやく準決勝でアメリカと当たるが。どうして同じ国とばかりやるのだろう。サッカーで、バーレーンとばかり当たるのは単にくじの偶然によるものだが、WBCは必然的にそうなっている。プエルトリコ、ドミニカとは1回大会をあわせても当たっていない。アメリカ自身が有利になるように組んだせいだろうか。

2.大リーガーにアメリカ人は少ない

大リーガーの主力は中南米出身の選手で、アメリカ人大リーガーは脇役のようである。アメリカ人大リーガーには、シーズン前の貴重な調整時期ということで辞退者が多いということもあるらしいが、アメリカ人だけのアメリカチームはなにかひ弱な感じがする。

3.WBC

第1会大会は2006年開催。日本が2次リーグで2敗しながら優勝している。

第2回大会が2009年開催の今回。

以降4年に1度開催したい意向のようだ。

ワールド・シリーズはそのままの名前で残るようだ。

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2009年1月25日 (日)

・大相撲 朝青龍 教育上よくない復活優勝

3場所連続休場のうえに、場所前も体調が戻らずけいこも充分でないまま出場。前半に負けが先行して引退に追い込まれるのではないか、というマスコミ報道に反して、今日まで無傷の14連勝。1敗の白鵬に本割で敗れたものの、8年ぶりとなった横綱同士の決定戦を制して、23回目の優勝を飾った。

朝青龍が隠れてけいこをしていたなんて事はまずないだろう。以下その前提。

他の力士は一体何をやっているのだ。一所懸命けいこをしているつもりになっているが、形だけのけいこをしているのではないか。けいこをまったくやって来なかった力士に負けてはいけない。意地を見せたのは白鵬だけだった。

実に教育上悪いではないか。人間、努力より才能だと。

<関連記事> 昨年は白鵬

2008127日「大相撲 白鵬が意地で朝青龍を破る」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_87b3.html

<関連記事>

200783日「ズル休み朝青龍に処分 人生の潮目」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_9d43.html

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2009年1月18日 (日)

・都道府県対抗男子駅伝2009 長野が圧勝連覇

第14回都道府県対抗男子駅伝は、前評判どおり長野の圧勝だった。対抗に上げられた兵庫が2位に入り順当な結果だった。

都道府県対抗は、女子もそうだけど、どれだけ選手を集められるかにかかっているので、どこが勝つかはあまり興味がわかないが、ついつい見てしまう。どのような選手がどのような走りをするかにつきる。

昨年の記事で、

「過去の実績では、3・4・5区を制するとそのまま勝ってしまうことが多いようだ。3区で誰に出てもらうかで決まるともいえるのではないだろうか。」と書いたが、今年の区間順位は

長野が3区16位、4区1位、5区1位

兵庫が3区23位、4区4位、5区2位

ともに3区で苦戦したが、兵庫は致命的な遅れであった。さらに4区・5区で決まってしまった。

1.高校駅伝に出られない選手

今年の箱根駅伝5区の山登りで一躍スターとなった、東洋大1年生の柏原竜二は、昨年1区で区間賞をとっていた。いわき総合高校は高校駅伝に出場できなかったので、いわば全国デビューの晴れ姿だった。今年も柏原ほどの活躍ではなかったが、1区4位の千葉の久我和弥、4区4位の西池和人など都大路を走れなかった選手が意地をみせた。

高校駅伝にも学連選抜をつくってみてはどうか。

2.留学生が出ない都道府県対抗

都道府県対抗は、ふるさと選手を除いて現所属先がある都道府県からの参加となる。であれば、留学生やそのまま社会人選手になったケニア人がでてきてもいいと思うのだけど、見かけない。

どうしてだろう。ふるさと選手としてケニアチームとして参加させてはどうだろうか。圧勝してしまうか。

3.長野のエースたち

なんといって、ビックネームは、3区の佐藤悠基と7区の上野裕一郎だ。が2人とも昨年より体調不調が続き、佐藤が区間16位、上野が区間6位と振るわなかった。

救ったのは、4区平賀翔太、5区村澤明伸だ。共に区間賞で村澤は区間新で区間2位の兵庫の志方に43秒の差をつけた。村澤は昨年暮れの高校駅伝では、3区で仙台育英のポール・クイラに食らいつき、区間2位ながら大きな差をつけさせず佐久長聖の優勝の原動力になる地味な働きをしたが、今日は晴れ姿であった。

<関連記事> 昨年の大会

2008120日「都道府県対抗男子駅伝 長野が逃げ切り優勝」http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_a51a.html

<関連記事> 暮れの高校駅伝

20081221日「高校駅伝2008 留学生が1区を走らない大会 女子は豊川、男子は佐久長聖がともに初優勝http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/2008-1606.html

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2009年1月11日 (日)

・都道府県対抗女子駅伝2009 京都大会5連覇 小林祐梨子29人抜き

第27回都道府県対抗女子駅伝は、地元京都が安定した力を発揮、大会5連覇を果たした。レースは、岡山、兵庫の善戦で中盤まで3チームの接戦になり、面白い展開となったが、まず兵庫が脱落。8区の中学生区間で京都が抜け出し、岡山との勝負がついた。

1.小林祐梨子 29人抜きで区間新記録

兵庫は、昨年も1区12位と出遅れたが、今年はさらに後退して32位。これが逆に、小林祐梨子の活躍の場をつくることになる。小林は自身が2006年、高校2年生の時に作った区間新記録を11秒縮めるとともに、29人抜きを4km区間で達成した。

所属する豊田自動織機の選手としては、勤務実態がないとの判定で実業団の大会には出られないが、北京五輪の5000mに出場するなど、20歳ながら中距離の第一人者となっており、その貫禄を見せた。

中距離選手ではあるが、スピードと体力をつけて数年後にはマラソンに転向してほしいものだ。怪我や実業団資格問題で精彩を欠いた昨年と違い、インタビューの表情も明るかった。

2.久馬悠・萌

京都は3区・8区の3kmの中学生区間で双子の姉妹が区間賞をとった。特に妹の萌は短距離走のような走りで2002年に作られた従来記録を12秒縮める区間新で京都の5連覇を決定付けた。実力が接近してくると、合計6kmの中学生区間が勝負を決めることになる。

進路は紹介されなかったが、立命館宇治へ進学して暮れの高校駅伝に出てくるのであろうか。(13日追記:立命館宇治ではなく地元綾部の公立高校を受験するらしい)。7年前の記録を作った選手はその後どうなっているのであろうか。うまく伸びていくことも難しいことのようだ。久馬姉妹は是非順調に育ってほしい。

3.新谷仁美

私の今日の一番の楽しみは新谷であった。千葉チームのアンカーとして最長10kmを走った。見事区間賞でチームを26位から12位へ押し上げた。こちらは最終区で14人抜き。

ただし、テレビに映ったのは中継所とゴールの一瞬だけ。優勝インタビューが入るため区間賞のインタビューもなかった。

ゴールした時、他の選手を同じように時計の針を止めタイムを確認した姿がちらっと映った。体に余計なものをつけて走るのはいやだという理由で、ネックレス、時計はもちろんマニキュアもしない選手と聞いていたが。

まあ、そんなことはどうでもいいか。昨年の北海道マラソンではいい成績をあげられなかったが、3月の名古屋国際女子マラソンでは是非いい走りをしてほしい。小林と同じ20歳だが、2月生まれなのでまもなく21歳。学年では小林のひとつ上。

4.山口衛里

シドニーオリンピックマラソン7位の山口衛里が岡山県の監督として参戦。何度かインタビューで画面に映ったがういういしい。シドニー五輪の後怪我に悩まされ再起はならなかったが、引退後岡山県立大学短期大学部へ進学。健康体育学を学び天満屋のコーチになっている。

山口、坂本と天満屋のマラソン選手は五輪の後、怪我に苦しめられた。北京へ出場した中村友梨香は今日元気に1区をはしり区間賞をとった。山口監督の岡山は見事2位に入った。よかったね。

<関連記事> 昨年の大会

2008113日「都道府県対抗女子駅伝 京都大会新記録で圧勝 小林祐梨子問題も」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_4afa.html

<関連記事> 高校駅伝(兵庫の出遅れ)

20081221日「高校駅伝2008 留学生が1区を走らない大会 女子は豊川、男子は佐久長聖がともに初優勝」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/2008-1606.html

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2009年1月 3日 (土)

・2009箱根駅伝 東洋大学苦節76年で初の栄冠

箱根駅伝の復路は、往路首位の東洋大学と2位の早稲田大学が駅伝では異例ともいえる接戦を演じたが、6区で早稲田が昨年の区間賞の加藤で差を広げるはずが今年は区間7位とふるわず、大きな貯金ができなかったことが響き、8区で逆転されそのまま追いつくことはできなかった。

1.東洋大学

箱根駅伝の初出場は昭和8年(1933年)。以来66回の出場を数える常連校であったのもかかわらず、片道の優勝もなかった。昨日ついに往路優勝を果たし、今日復路優勝と総合優勝をも成し遂げた。実に苦節76年、67回目の挑戦だった。

往路はやや無謀だった柏原の走りに助けられた勝利だったが、復路は勝者の戦いだった。早稲田があせりから前半飛ばして後半バテルことを繰り返したのとは対照的だった。

6区では当初エントリーの4年生でキャプテンの大西を、アキレス腱に不安があるということで2年生の富永にエントリー変更する冒険もしている。富永は区間12位と振るわなかったが、粘りの走りで早稲田の加藤と競り合い7区以降の快走につなげた。

2.区間賞

6区 大東文化 佐藤匠

7区 東洋   飛坂篤恭

8区 駒沢   高林祐介

9区 山梨学院 中川剛

10区 日本体育 永井大隆

      昨日往路5つ、昨年の復路2つから一転区間新はなしだった。

3.駒沢シード落ち他

(1)優勝候補の筆頭で昨年の優勝校駒澤大学は復路もふるわず13位でシード落ちした。前回優勝校のシード落ちは、棄権を除くと史上初とか。

(2)前々回優勝の順天堂大学も19位でシード落ちした。昨年を含む過去2回の棄権を除くと実に47年ぶりのシード落ちとなった。

(3)第1回大会から出場。出場回数51回、優勝回数7回の明治大学が43年ぶりにシード権を獲得した。

<関連記事> 今年の往路

200912日「2009箱根駅伝 東洋大が5区で大逆転往路優勝」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/2009-473e.html

<関連記事> 昨年の往路

20081月2日「箱根駅伝 早稲田が往路優勝の番狂わせ」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_f883.html

<関連記事> 昨年の復路

20081月3日「箱根駅伝 最後は駒大が順当に総合優勝」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_446f.html

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