・都道府県対抗女子駅伝2009 京都大会5連覇 小林祐梨子29人抜き
第27回都道府県対抗女子駅伝は、地元京都が安定した力を発揮、大会5連覇を果たした。レースは、岡山、兵庫の善戦で中盤まで3チームの接戦になり、面白い展開となったが、まず兵庫が脱落。8区の中学生区間で京都が抜け出し、岡山との勝負がついた。
1.小林祐梨子 29人抜きで区間新記録
兵庫は、昨年も1区12位と出遅れたが、今年はさらに後退して32位。これが逆に、小林祐梨子の活躍の場をつくることになる。小林は自身が2006年、高校2年生の時に作った区間新記録を11秒縮めるとともに、29人抜きを4km区間で達成した。
所属する豊田自動織機の選手としては、勤務実態がないとの判定で実業団の大会には出られないが、北京五輪の5000mに出場するなど、20歳ながら中距離の第一人者となっており、その貫禄を見せた。
中距離選手ではあるが、スピードと体力をつけて数年後にはマラソンに転向してほしいものだ。怪我や実業団資格問題で精彩を欠いた昨年と違い、インタビューの表情も明るかった。
2.久馬悠・萌
京都は3区・8区の3kmの中学生区間で双子の姉妹が区間賞をとった。特に妹の萌は短距離走のような走りで2002年に作られた従来記録を12秒縮める区間新で京都の5連覇を決定付けた。実力が接近してくると、合計6kmの中学生区間が勝負を決めることになる。
進路は紹介されなかったが、立命館宇治へ進学して暮れの高校駅伝に出てくるのであろうか。(13日追記:立命館宇治ではなく地元綾部の公立高校を受験するらしい)。7年前の記録を作った選手はその後どうなっているのであろうか。うまく伸びていくことも難しいことのようだ。久馬姉妹は是非順調に育ってほしい。
3.新谷仁美
私の今日の一番の楽しみは新谷であった。千葉チームのアンカーとして最長10kmを走った。見事区間賞でチームを26位から12位へ押し上げた。こちらは最終区で14人抜き。
ただし、テレビに映ったのは中継所とゴールの一瞬だけ。優勝インタビューが入るため区間賞のインタビューもなかった。
ゴールした時、他の選手を同じように時計の針を止めタイムを確認した姿がちらっと映った。体に余計なものをつけて走るのはいやだという理由で、ネックレス、時計はもちろんマニキュアもしない選手と聞いていたが。
まあ、そんなことはどうでもいいか。昨年の北海道マラソンではいい成績をあげられなかったが、3月の名古屋国際女子マラソンでは是非いい走りをしてほしい。小林と同じ20歳だが、2月生まれなのでまもなく21歳。学年では小林のひとつ上。
4.山口衛里
シドニーオリンピックマラソン7位の山口衛里が岡山県の監督として参戦。何度かインタビューで画面に映ったがういういしい。シドニー五輪の後怪我に悩まされ再起はならなかったが、引退後岡山県立大学短期大学部へ進学。健康体育学を学び天満屋のコーチになっている。
山口、坂本と天満屋のマラソン選手は五輪の後、怪我に苦しめられた。北京へ出場した中村友梨香は今日元気に1区をはしり区間賞をとった。山口監督の岡山は見事2位に入った。よかったね。
<関連記事> 昨年の大会
2008年1月13日「都道府県対抗女子駅伝 京都大会新記録で圧勝 小林祐梨子問題も」
http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_4afa.html
<関連記事> 高校駅伝(兵庫の出遅れ)
2008年12月21日「高校駅伝2008 留学生が1区を走らない大会 女子は豊川、男子は佐久長聖がともに初優勝」
http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/2008-1606.html
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