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2008年5月26日 (月)

・老老介護の悲惨

北國新聞・富山新聞HP に次のような記事がのった。容疑者名を妻、被害者名を夫と置き換えて引用させてもらう。

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介護の夫をたたき、死なす-傷害致死容疑で72歳妻逮捕(5/25 16:33更新)

富山北署は25日、介護が必要な夫を掃除機のパイプ部分でたたき死なせたとして傷害致死容疑で、富山市岩瀬港町、無職の妻(72)を逮捕した。調べに「介護中に言うことをきかないからやった」と供述、暴行を認めているという。

調べでは、この妻は昨年11月1日夕、自宅で夫(78)の尻や背中を掃除機のパイプ部分で数回たたき暴行した疑い。翌日、夫が動かなくなっているのに気付き友人に連絡、友人が119番した。

司法解剖の結果、死因は外傷性ショック死と判明、尻から背中にかけあざがあった。同署によると、容疑者が半年以上にわたり掃除機のパイプ部分でたたくことを繰り返したと供述したことから、継続的な暴行が死因になったと判断した。

夫は要介護度4に認定されており、妻と2人で暮らしていた。

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典型的な老老介護の悲惨な事件である。

この手のニュースに接すると、なぜ悲惨な事件になってしまったか、いろいろ考えてしまう。

1.介護制度を知らなかった。

⇒本件では認定を受けているからそうではないようだが、案外皆が利用するとパンクするという実態があるかもしれない。

2.介護会社(もしくはケアマネージャー)の配慮が足りなかった。

⇒なるべく在宅介護へという国の政策を鵜呑みにして、臨機応変に対応できなかったのではないか。

3.施設入所の費用負担ができなかった。

4.本人が嫌がった。

⇒男性に多いようだ

5.妻として施設に入れるのは抵抗があった。

6.うるさい親戚筋がいた。

7.純粋に入れる施設がなかった。

せっかくの介護制度もうまく利用するには周りのサポートが必要だ。

亡くなった父も、自身の体がだんだん言うことをきかなくなる状態で、認知症と糖尿病の母を見るのは限界に近づいていたところで、事故にあった。

老老介護の悲惨な事件は後をたたない。

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