・管理組合の役員
入居しているマンションの管理組合の役員が回ってくる。今月末に開かれる総会で承認されると、6月から来年の5月までが任期だ。町内会は別に存在するし、管理の事務はマンシション管理会社に委託しているので、住民が1年交代で務める役員というのはいわば御用組合的なところがあり割と楽なものだ。
とはいえ会長はやはり大変だ。日曜日に来年度の役員決めの会合が開かれた。新役員は12名。その12名に、情報の継続性の観点から現会長が相談役として加わることになる。
管理会社の担当者が、管理組合の活動内容や会長の仕事などを話してくる。管理会社としては、クジで決めてしまって、全くやる気のない人に当たってしまうと運営上大変なのであろう、さかんに話し合いでき決めるよう勧めてくる。
ご近所とはいえマンション生活。集まった12名はお互い面識がないようだ。誰も発言しようとはしない。チキンレースの様相だ。沈黙に耐え切れずに仕切りだすと、その人が会長に押される可能性が強い。
管理会社の担当者がいろいろ水を向けるが進展がしない。2時間が経過。ついに耐え切れず発言者が出る。「副会長ならやらせていただきます。」間を入れず、年配の女性が「清掃管理委員なら」。遅れてはならじと中年(といっても60歳ぐらい)の男性が「会計をやります」。
「そんな決め方をすると欠席者が会長になってしまいますよ」と私がつい水をさしてしまった。さすが管理会社。「会長が決まれば後はものの5分で決まります。」とフォローしてくれた。
結局、本音で会長が出来るかを一通り発言することになった。急にとってつけたように、体調が悪くよく入院しているとか、土日はほとんど出勤だとかの理由をつける人もいた。が、高齢の親の面倒をみていると、なるほどという人もいて、結局5名は抽選から免除することになった。そして残り7名でクジを引き3名に絞り込んだ後、最後は3人で話し合い、会長と副会長2名を選ぼうということになった。
私はクジを引いた。あたればやればいいと思っていたが、余裕のある時にはあたらないものだ。集まって3時間。ようやく新役員が決まった。
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