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2008年2月29日 (金)

・女子マラソン 北京五輪の代表は誰に? ⑧ 名古屋国際 高橋尚子最後の挑戦

高橋尚子は、小出監督と袂を分けてから、他の実業団に属さず、いわば自身で調整するという無謀な道を選んできた。さらに年齢的に普通に調整することが難しくなってきている。瀬古の晩年のような姿は見たくない願う。

が、高橋尚子が普通に調整してくれば、優勝して北京の切符を獲得する確率は60%とみている。60%は応援の要素も含まれるものの、チャンスが来たと思う。アテネ以降若手の台頭がなかったおかげである。野口みづきと高橋尚子のゴールドメダリスト2人を北京に送りたい。

前の記事で書いたように原が優勝して、僅差で高橋が2位になるとややこしいが。

<本当のことを言わない>

高橋尚子のインタビューを聞いていていつも違和感を覚える。本当のことを言っていないように思う。なぜ、本当のことを言わないのだろう。私が勝手に答えを用意していてその答えと違うだけのことだろうか。

1.シドニーの最終選考となった名古屋(下記④)

前半のタイムを倍すると2時間25分を越えるペース。大阪2位の弘山のタイムから大きく遅れをとる。後半驚異的なスピードで追い上げ文句なしのタイムで優勝。

⇒ タイムは気にしていなかった。勝手に体が動いた。気持ちよかった。

2.シドニー五輪(下記⑤)

35kmの手前でサングラスを外しスパート。シモンを振り切る。この地点を合宿地にして、サングラスをその地点にいたお父さんが受け取っている。

⇒ スパート地点は決めていなかった。勝手に体が動いた。

3.アテネ落選のインタビュー

「名古屋を走らなくても大丈夫」の小出監督の判断が裏目に

⇒ 監督をオリンピックに連れて行ってあげられなかったことが一番悲しい。また元気な姿を見せたい。 と健気。

4.小出からの独立

アテネ落選の判断ミスが尾を引いたのか。翌年独立宣言。

⇒ 最後は監督に頼らず自己責任でやってみたい。結婚して親から離れていく娘のような気持ち

※ どうして本当のことを言わないのだろう。心の強い選手と思うが、しんどいのではないだろうか。

<高橋のマラソン暦>

1997 1月 大阪   7位 2時間3132

1998 3月 名古屋    1位 2時間2548

                       (日本最高)

199812月 バンコク・アジア大会 1

2時間2147秒(日本最高)

2000 3月 名古屋    1位 2時間2219

2000 9月 シドニー五輪 1位 2時間2314

2001 9月 ベルリン   1位 2時間1946

                      (世界最高)

2002 9月 ベルリン  1位 2時間2149

200311月 東京    2位 2時間2721

200511月 東京  1位 2時間2439

200611月 東京  3位 2時間3122

<関連記事>

20071219日 「女子マラソン 北京五輪の代表は誰に? ⑤ 福士加代子参戦 高橋尚子にもチャンス」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_54ce.html

<関連記事>

2008228日 女子マラソン 北京五輪の代表は誰に? ⑦ 名古屋国際エントリー発表 原裕美子をどのように評価するか」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_7b6f.html

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2008年2月28日 (木)

・女子マラソン 北京五輪の代表は誰に? ⑦ 名古屋国際エントリー発表 原裕美子をどのように評価するか

名古屋国際女子マラソンのエントリー選手が発表になった。アテネ五輪7位の坂本直子はアテネ後怪我に苦しんだが何とか出場できる見込み。

期待の若手は、新谷仁美(19)がまだ時期尚早ということで見送り、ダークホースと見られていた大崎千聖(20)が怪我で断念、中村友梨果(21)のみの参加となった。

1.エントリー選手の顔ぶれ

世界陸上が9月あったので北京の切符を得た土佐以外の出場選手嶋原清子:6位、小崎まり:14位、原裕美子18位、橋本康子:23位)が間隔を置ける名古屋に回ったこと、東京は野口が走るので回避したこと、怪我や体調不良の選手が最後の名古屋にかけたことで、いつも五輪選考では消化試合の様相を呈する名古屋に蒼々たる名前が並ぶ。

しかしながら、アテネ以降新しい力の台頭がないので、30歳を越えて決め手に欠ける選手が多く並ぶことになった。

2.勝者予想

本命はやはり高橋尚子。対抗が大阪を直前に体調不良で欠場した原裕美子。ダークホースが坂本直子。(怪我の回復次第)。後は切符をゲットしても北京は期待できないと思う。

3.予想レース展開

名古屋固有の風。①風を避けること、②25分台(大阪の森本友の2時間25分34秒がベンチマークとなる)でも優勝さえすれば北京の切符が固くなったこと、③ベテランが多いこと、で、前半は当然牽制しあった相当ゆっくりしたペースでレースは展開するだろう。福士の失敗をみて誰も飛び出さないと思う。

4.原裕美子をどう評価するか

高橋の調整具合が不明だが、高橋については別の記事にしたい。

対抗の原が仮に勝った場合、陸連としてはちょっとややこしいことになると思う。今回のメンバーで現状一番力があるのは原だと思う。が、原の世界陸上18位と、大阪を調整失敗で欠場していることを考えると勝っても評価するわけにはいかない。

日本陸連の沢木専務理事が、昨年の世界陸上の選考時に、男子選手の追試(福岡でだめだった選手がびわこでいい成績をあげること)を評価しないと言っていたと記憶している。原は北京の切符の権利はないと思う。それでも、原が22分台・23台で勝てば可能性が出るが、24分、まして25分以降だと、物議を醸すだろう。

原が優勝。2位に嶋原清子が入ると、世界陸上6位(原は18位)、名古屋2位で案外と逆転が起きるかもしれない。

坂本直子のアテネ以降の怪我が残念でしかたがない。順調なら坂本と野口で強力な布陣が組めたのに。

ロス以来久々に、出す選手がいなくて困る事態になりそうだ。

<名古屋の出場選手と自己ベスト>( )は年齢

高橋尚子(35) 2時間1946

坂本直子(27) 2時間2151

弘山晴美(39) 2時間2256

大南敬美(32) 2時間2343

原裕美子(25) 2時間2348

大島めぐみ(32)2時間2425

加納由理(29) 2時間2443

橋本康子(32) 2時間2521

嶋原清子(31) 2時間2614

中村友梨果(21)初マラソン

<関連記事>

2007830日 「女子マラソン 北京五輪の代表は誰に? ①」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_22d1.html

<関連記事>

2007年9月20日 「女子マラソン 北京五輪の代表は誰に? ② 大阪世界陸上で土佐礼子に1枚目の切符」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_f743.html

<関連記事>

2008127日 「女子マラソン 北京五輪の代表は誰に? ⑥ 福士加代子は惨敗」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_93b2.html

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2008年2月27日 (水)

・「イグアナくんのおじゃまな毎日」佐藤多佳子

佐藤多佳子は、昨年の2月にこのブログを開設してから読み始めた作家なので、読んだ佐藤作品はすべて読書記録が残っている。

<読んだ佐藤多佳子作品> 読んだ順

「一瞬の風になれ」2006

「しゃべれどもしゃべれども」1997

「黄色い目の魚」1993

「サマータイム」1989年 デビュー作

「九月の雨」  1990

「イグアナくんのおじゃまな毎日」1997

今回読んだイグアナくん。50歳を過ぎたおじさんが読むにはちょっと無理があったかもしれない。でも樹里の奮闘記は楽しかった。孫娘を見守る感覚とはこんなものかなとも思った。憧れのクラスメイトの日高君への思いもほほえましい。

私の孫娘の誕生はいつ頃だろう。会えるだろうか。

第38回日本児童文学者協会賞、第21回路傍の石文学賞作品。

<あらすじ> Books より転記

樹里が誕生日プレゼントにもらったのは、生きている恐竜イグアナ。世話がたいへんなうえに成長すると2mにもなるという。

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2008年2月26日 (火)

・社内の愚痴

今の会社は、3つの現業本部と企画セクションから構成されている。昨年の今頃は企画セクションにいて、部下二人とやや特殊な仕事をしていた。1年後の現在、3人ともそれなりの処遇を得て企画セクションから異動になり、偶然にも3つの現業本部に分散配置されている。

久々に3人で飲み会を開いた。一通り近況確認が済むと、次々と社内の問題が飛び出す。うまく3本部に分かれているので各々の本部の課題があぶりだされる。やがて話題は各本部の本部長・部長への不満へ移っていく。見事に皆酒の肴にされていく。

今の会社は小さいながらも急成長している。そして、会長や社長は、今のうち業容を伸ばしておかないといけない勝負の時と考えている。が、人がついていけていない。急成長の会社にありがちな寄せ集めの人材なので、そう優秀な人が揃っているわけでもない。まして若手に至っては、なおさらだ。

2人の見事な幹部批判を聞いていると、なるほど本質をよくついている。(3年ほど一緒に仕事をした間、現象ではなく本質をみろ、と教育してきた成果か?。関係ないか?)。が、よく考えると私も陰で何を言われているかわからないということだ。

飲めない酒を少しだけなめた帰り道。妙に気分がいいことに気づく。普段、本部長や部長たちに私が思っていることは、皆同じ認識だった。私の愚痴を、口を変えて彼らに吐き出してもらったようなものだ。すっきりしたのだ。

会社は今踊り場に差しかかっている。足元をかためないと。社長!。「社内の愚痴」は深刻ですよ。本質をついているだけに。

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2008年2月25日 (月)

・女子サッカー 東アジア選手権 なでしこは3戦3勝で初タイトル

男子と同様、なでしこも昨年末急遽監督交代があった。そんな環境下見事に3戦3勝で、女子サッカー史上初となる公式大会のタイトルを獲得した。

テレビは深夜の中継録画の扱いであったが、たくましくタイトルを獲得した。今年中国で開かれたワールドカップの経験もいかされたのかもしれない。北朝鮮戦、後半ロスタイムの澤のループシュートは見事だった。

第1戦 北朝鮮 3-2

第2戦 韓国  2-0

第3戦 中国  3-0

3ヶ月ごとに発表される、FIFA女子ランキング。

北朝鮮 6

日本 11位

中国 13位

韓国 25位

ランキング1桁の常連国中国はいつのまにか日本より下になっている。男子と違い宗教上の理由で、サウジ、イラン、イラクといった中東勢はサッカーを(も?)やらないようだ。

<中国戦の選手>

GK:山郷のぞみ ⇒ レギュラー復帰か

DF:池田浩美  ⇒ ム!。磯崎だ!。ショック!。

DF:近賀ゆかり

DF:岩清水梓

MF:柳田美幸

MF:阪口夢穂

MF:宮間あや

MF:澤穂希

FW:大野忍   ⇒丸山桂里奈

FW:荒川恵理子 ⇒安藤梢

FW:永里優季  ⇒宇津木瑠美

<関連記事>

2007926日 「女子サッカー なでしこが国際貢献」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_d268.html

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2008年2月24日 (日)

・「人生が二度あれば」♪井上陽水 1972年

「人生が二度あれば」なんと大げさなタイトルだろう

「人生が二度あれば」なんとストレートなタイトルだろう

と最初思った。ライブ「もどり道」の陽水の語りを聞いてこの詩へ印象が軽くほのぼのしたものに変わった。

「もどり道」で陽水は次のようなことを語っている。

以下勝手に要約。

「父は高知県の歯医者のいない村で生まれた。父はその村出身の唯一の歯医者になったのだが、福岡で開業したので父の生まれた高知県の村には歯医者がいないままである。

ぼくがこういうやくざな道に落ち込んで、歯医者を継ぐことが出来なくなったので、諦めて余生を自分の生まれたところで過そう帰ったのだが、よほど嬉しかったようで、戻って3日目に心臓発作で倒れて…

この歌を作った時、親父が非常に喜んでくれました。」

陽水は自分でしゃべっているうちに感極まったようで、語りの最後は少々涙声のように聞こえる。冒頭の歌詞、父親の年齢を間違うほどであった。サングラスをかけ、ちょっと斜に構えた感じだった陽水のイメージを多少変えた語りであった。そして「人生が二度あれば」という仰々しいタイトルから受けるこの曲の印象も変った。

炬燵に入って、老父夫婦がゆっくりお茶を飲みながら昔話をする。なんと幸福な人生なのだろう。人生が二度ある必要もない、いい光景が歌われている。

タイトルは「こたつでお茶を」で充分である。

人生が二度あるはずがない。子が思う親への気持ちを表すのが照れくさい。そこであえておおげさなタイトルをつけたのかもしれない。

私の父は認知症の母を抱えての生活のなかで、玄関先の階段から落ち、頭を打ってなくなった。母は認知症のまま、私の姉の家で施設入所の順番を待っている。

※ もどり道の陽水の語りはCDではカットされている。

★【肩の力を抜いて】を開設して今日で1年。258本の記事を書いた。おおよそ3日に2本。感覚的には毎日書いているように思えるが、そんなペースのようだ。ブログを書くことに追われているような気もするが、自身の記録を残すという意味で、日々の生活のスパイスになっている。当初の目的である読書記録からややスポーツ観戦記録の方が多くなってしまっているが。

多くの方に訪問いただき、コメントやTBをいただきました。ありがとうございました。

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2008年2月23日 (土)

・サッカー 東アジア選手権 日韓戦 緊迫感なしの引き分け

中国の重慶で開催された第3回の東アジア選手権の最終戦は日韓戦。中2日での3戦目。日韓戦の緊迫感が双方感じられず穏やかな試合で終わってしまった。とりわけ日本は、前戦の中国戦で心身ともに疲労し、その影響が強かったのではないだろうか。昨年7月のアジアカップの3位決定戦の日韓戦も連戦の疲労で見どころのない試合だったが、今回も期待はずれ。けが人続出の今のチーム事情を勘案しても残念だった。

試合は韓国が先制。後半日本は得点源になっている山瀬のゴールで追いつき引き分けた。

1.今後の課題

パスが通らない。クロスボールの精度が低い。闘志が表に出る選手が少ない(おかげで中国戦は大人の対応ができたが)。センターバックの層が薄い。両サイドバックに人がいない。

代表チーム以前のJリーグの課題だろうか。

内田・安田の若い二人がはつらつとプレーした。内田はディフェンスとクロスの精度に大きな課題を持っているが、上りのスピードは魅力だ。岡田は使い続けるのであろうか。アントラーズの試合を見る機会は少ないが、注目してみようか。

2.今後の国際試合

親善試合はスポンサーの関係で国内が多くなる。日本も海外組みを呼びにくいし、そもそも相手もいいコンディションやいいメンバーで来てくれない。年1回は昨年のヨーロッパ遠征のような試合を組んでほしいものだ。

アフリカの有力選手の大半はヨーロッパのクラブに在籍しているので、ワールドカップヨーロップ予選で各リーグ戦が中断するタイミングでヨーロッパへ遠征し、アフリカの代表や南米の代表と試合は組めないものだろうか。(トルシエ時代のように)

それと日韓戦。時差もないし負けられない相手と定期戦をやるのは双方プラスが多いと思うのだが。

<得点>

前半15分 ヨム・ギフン

後半23分 山瀬功治

<出場選手>

GK:川口能活(磐田)

DF:内田篤人(鹿島)  右サイド

DF:加地亮(G大阪)  左サイド

DF:中澤佑二(横浜FM  右センター

DF:今野泰幸(FC東京) 左センター

MF:鈴木啓太(浦和)    ボランチ

MF:中村憲剛(川崎)    ボランチ

      安田理大(G大阪)(後半18分)

MF:橋本英郎(G大阪) 2列目右

   ⇒矢野貴章(新潟) (後半34分)

MF:遠藤保仁(G大阪) 2列目左

MF:山瀬功治(横浜FM) 2列目トップ下

      播戸竜二(G大阪)(後半42分)

FW:田代有三(鹿島)

<控え選手>

GK:楢崎正剛(名古屋)、川島永嗣(川崎)

DF:水本裕貴(G大阪)、駒野友一(磐田)

MF:山岸 智(川崎)、羽生直剛(FC東京)

<怪我で帰国>

岩政大樹(鹿島)

<関連記事>

2007729日 「サッカー アジア杯日韓戦 なんだ!」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_cd3f.html

2008217日 「東アジア選手権 北朝鮮戦引き分け」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_b359.html

2008220日 「サッカー 東アジア選手権 中国戦大人の対応(理不尽な審判)」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_ef6e.html

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2008年2月20日 (水)

・サッカー 東アジア選手権 中国戦大人の対応(理不尽な審判)

中国の重慶で開催された第3回の東アジア選手権の第2戦。中国でもとりわけ反日感情が強い重慶での地元中国戦。五輪を控えた当局の強い意志で観客のブーイングは抑えられた。

が、問題だったのは審判。日本は冷静に対応し先制点がものを言って1-0で逃げ切った。

1.理不尽な審判

ハンドボールでの中東の笛に匹敵するような中国よりのジャッジに中国選手のラフプレーはエスカレートするばかり。初先発ではつらつプレーを見せていた安田はキーパーにけりを入れられ負傷退場。その後も次々と削られたが、日本は冷静に試合をすすめ、逃げ切った。先制点が取れてて良かったと思う。

主審・副審は北朝鮮。意図的なものなのか、単にレベルが低いだけなのか。アジアで戦う以上避けられない事態だが、審判の育成や評価制度をしっかり確立しなければならない。

2.東アジアサッカー選手権

お互い負けられない近隣国との戦い。異常なほどの真剣試合となり、ワールドカップ予選の前哨戦としては貴重な機会だと思っていたが、今日の試合をみて今回で最後にすべきだと思った。日韓定期戦か日韓中豪の4カ国対抗として出直したらどうだろう。3月26日に平壌で行われるワールカップアジア3次予選。北朝鮮対韓国戦での国旗・国家問題でひと悶着起きている。国際社会のルールを守らず、スポーツも政治に左右される国とは試合をすべきではないと思う。

3.試合の感想

体が大きくスピードもある中国。最後の詰めが甘く得点を挙げることが出来なかったが、ラフプレーをやめ技術を身につければ脅威になりそうだ。が、その後一歩を埋めるのは結構大変だろうが。審判さえまともならいい練習相手だと思う。

4.楢崎正剛・山瀬功治・今野泰幸

今回ゴールキーパーは1試合ずつ、ということなのだろうか。今日は楢崎。非常に冷静なプレーが光った。

岡田の札幌時代からの秘蔵っ子の山瀬がのっている。

もう一人の秘蔵っ子の今野も良かったと思う。オシムの時は左サイドバックの交代要員としての起用が多く、消極的なプレーが私は不満だった。今日はセンターバック。本職のボランチではなかったが今野らしい粘っこい動きをしていたように思う。アテネ五輪の予選の時のようにピッチ上に今野がどこにもいる状態になるまで遠慮なくやってほしい。

<得点>

前半17分 山瀬功治

<出場選手>

GK:楢崎正剛(名古屋)

DF:内田篤人(鹿島)  右サイド

DF:駒野友一(磐田)  左サイド

   ⇒加地亮(G大阪)(後半0分)

DF:中澤佑二(横浜FM  左センター

DF:今野泰幸(FC東京)  右センター

MF:鈴木啓太(浦和)    ボランチ

MF:中村憲剛(川崎)    ボランチ

MF:安田理大(G大阪) 2列目左

      ⇒羽生直剛(FC東京)(後半14分)

MF:遠藤保仁(G大阪) 2列目トップ下

MF:山瀬功治(横浜FM) 2列目右

      橋本英郎(G大阪)(後半46分)

FW:田代有三(鹿島)

<控え選手>

GK:川島永嗣(川崎)、川口能活(磐田)

DF:岩政大樹(鹿島)、水本裕貴(G大阪)

MF:山岸 智(川崎)

FW:矢野貴章(新潟)、播戸竜二(G大阪)

<怪我で帰国>

前田遼一(磐田)

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2008217日 「東アジア選手権 北朝鮮戦引き分け」

http://yamaken38.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_b359.html

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2008年2月18日 (月)

・「名もなき毒」宮部みゆき

今さら、宮部みゆきに勲章はいらないと思うが、この作品は2007年の吉川英治文学賞を受賞している。「誰か」に続く<杉村三郎>シリーズの第二作。

愛犬と散歩中の老人が、その途中に寄ったコンビニで買ったウーロン茶を飲んだ直後に死んでしまう。青酸カリが混入していたからだ。被害者の娘(シングルマザー)と孫娘(高校生)。犯人と疑われる娘と、母に反発しながらも気遣う孫娘。

もうひとつの物語の柱は、杉村三郎の所属する社内報編集室をトラブルで退社したアシスタント原田いずみ。退社後も執拗にクレームをつけてくる。

この二つの人たちを中心に、元刑事の私立探偵と人気ルポライターと杉村三郎の妻と娘がからみ事件の謎解きが進められていく。

宮部みゆきだから、はやりミステリー仕立てにしないといけないのであろうか。

日常を普通に生きていると、この世に蔓延している見えない毒(現代社会のいろいろな問題)に侵食されていく。宮部みゆきの世界は皆いい人で、この毒を解毒していく。

無差別犯罪の問題、介護の問題、老人の生活費の問題、アレルギーの問題、他人を異常に攻撃しないと生きていけない人の問題、成功者の虚無感など大きな問題を穏やかに描いている。

深刻な話なのにゆったりとしたとした気分にさせてくれた。そう複雑でない謎解きを無理に挿入する必要はないと思う。

<あらすじ> Books より転記

どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

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2008年2月17日 (日)

・サッカー 東アジア選手権 北朝鮮戦引き分け

中国の重慶で開催された第3回の東アジア選手権の第1戦。日本は予選から勝ちあがった北朝鮮と対戦。1-1で引き分けた。

前半6分。川崎フロンターレの鄭大世(チョン・テセ)に先制ゴールを決められた後は、圧倒的に日本が攻めたが、引いて守る北朝鮮を崩せず、途中交代の二人、安田からのクロスを前田があわせ、かろうじて引き分けに持ち込むのが精一杯だった。

でも代表初出場選手が多く見ていて楽しかった。

1.代表初出場・初先発

怪我で大久保・巻・阿部・闘莉王らを欠いたうえに、中村憲剛が現地で熱を出し欠場。そのこともあり、GKの川島(24)、FWの田代(25)が代表初先発・初出場。サイドバックの安田(20)が途中交代で初出場。右サイドは代表4試合目の内田(19)。センターバックに代表3試合目の水本(22)。と。フレッシュなメンバーとなった。

GKについては、オシムが1試合楢崎を使った他は川口で固定していたため、チャンスがなかった川島が初先発。無難にこなした。GKは試合ごとに選手を代えるポジションではないが、川口・楢崎の次の世代に国際経験を積ませるにはいい機会だと思う。

2.守る相手を崩す方法

短いパスをつないでチャンスを待つ。というのはうまくいかないと思う。ことごとく人数をかけているに相手に当たってしまう。パスでなくドリブルでPKエリアに入り込んでいく方がいいのではないだろうか。あわよくばPK。

後はサイドラインに沿ってゴールラインまで上がりきって、相手にボールをぶつけコーナーをとる方法だ。アジアでは日本のほうが体格に勝ることの方が多いので、セットプレーを何度もやる方が正面からボールを狙うより確率が高いと思う。どうであろうか。

3.重慶のブーイング

2004年のアジアカップの1次予選と準々決勝をジーコジャパンは重慶で戦った。この時、君が代演奏時を始めとする激しいブーイング、日本人サポーターへの投物、日章旗を燃やす、日本選手のバスを取り囲むなどの激しい反日運動が問題となり、北京五輪開催が疑問視される事態となった。今回中国政府は五輪を前に自粛するよう通達を出したが、前回ほどではないにしろ、会場はアウエー状態だった。中国人の民意も問題だが、日本軍の行ったことも重いということかも知れない。

4.東アジアサッカー選手権

日本・韓国・中国と予選を勝ち上がった1カ国(1回は香港。2・3回は北朝鮮)の4カ国でリーグ戦を行い優勝を決める戦い。2年ごとに開催され今回が3回目。ワールドカップ最終予選は2グループに分けての戦いとなるので、3カ国ともあたる確率が高い。

1970年から2年ごとに開催されるペルシャ湾湾岸諸国8カ国の対抗戦であるガルフカップを参考にして設立されたこの大会。お互い負けられない大会ということで真剣な試合が行われ、ワールドカップ予選の前哨戦としては貴重な大会だと思う。

5.鄭大世(チョン・テセ)

日本生まれの日本育ちの在日コリアン、23歳である。韓国籍だが朝鮮学校で教育を受けた。日本国籍を取得して日本代表入りに道もあったが、北朝鮮の代表になって生まれ育った日本戦で活躍したいと北朝鮮チーム入りを決断した。昨年川崎フロンターレの一員としてアジアチャンピンズリーグの試合で韓国の土をはじめて踏んだようだ。Jリーグでも目が離せない選手だ。

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