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2007年12月 2日 (日)

・至福の時

至福。辞書で引くと「この上もない幸福」。字のとおり、当たり前の意味である。

が、私がこの言葉を始めて意識したのは、日韓ワールドカップが開催されたわずか5年前のこと。

週刊AERAの記事タイトルに次のようなものがあった。

「至福の時 ワールドカップ戦士の母たち」(正確ではないがこんな感じであった)。三都主、宮本、松田らの母親に息子を語ってもらった記事だ。

自国で開催されるワールドカップの代表に息子が選ばれた。母親としては最高の気持ちだろう。誇らしさの反面、国民の期待の大きさからの不安。この気持ちを抑え気味に語る各母親。その記事の印象もあり「至福の時」は、ささやかではあるが、静かに深い幸せを表現する言葉として私の中で育った。

私の住んでいるマンションの裏手には西から東へ川が流れている。少し下流にいくと南に迂回して、最終的に荒川に合流する。川幅は50mぐらいあるが、土手そのものは土で出来ている。南側の土手道は巾2m。一応、道は舗装されている。北側の土手道は巾1m。土の道である。休日の夕方、この土手道をi-Podを聴きながら瞑想・妄想しながら歩くのが私の「至福の時」である。特に冬は西に沈んでいく夕日に向かって歩くことになるので、ますます気分は高まっていく。

ささやかな「至福の時」を見つけて楽しんでいきたい。

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