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2007年8月 3日 (金)

・ズル休み朝青龍に処分 人生の潮目

大相撲横綱朝青龍に、2場所の出場禁止の厳しい処分が下る。怪我を理由に夏巡業の休場を届けていたが、母国モンゴルで開催されたサッカーの慈善試合に出ていたことが発覚したためである。伝統と格式を重んじる角界では当然の処分のような感じがする。

しかしながら、朝青龍。過去にも八百長疑惑、リンチ疑惑、相撲界の行事があるのに無断帰国など数々の不祥事を起こしている。でも一人横綱。処分はされなかった。

度重なる不祥事、ということもあるが厳しい処分になった最大の要因は、白鵬が横綱になり朝青龍のひとり横綱が解消されたことにあると思う。

昔、サッカー日本代表のベテランゴールキーパーが所属クラブでの契約更改でごねた。長年クラブを支えて来たという自負と、日本代表というプライドから正当に評価してほしい、と訴えたのである。

クラブ側は、あっさりこのキーパーの首を切った。クラブには後に日本代表になる若いキーパーが育っていたのである。このベテランキーパー、結局J2のクラブに拾われるが、二度と日本代表に選出されることはなかった。

朝青龍。一人横綱の重圧に耐え、角界を引っ張ってきた自負があろう。過去にもいろいろやったけど許されてきたという甘えもあったであろう。

でも、白鵬の横綱昇格という、朝青龍にとって潮目になる出来事を、正しく理解してなかったことが最大の誤算だったと思う。

サラリーマンも同じだ。長年会社に貢献してきた。少しは報いてくれてもいいと思った瞬間が、潮目に入っている時かもしれない。合併という事態や、上司の交代、有能な後輩の出現。潮目はいつ発生するかわからない。

周りは、いい加減でもあり、冷静でもある。人生の潮目。うまく対処しないと今まで培ってきたものを失う。

私は前の会社で潮目を見誤った。

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