無残な結果に終わった。単なる<ワールドカップ出場を決めた後の気の緩み>なのであろうか。
日本代表は先週の6日、アウエーのウズベキスタン戦で、2010年南アフリカワールドカップの出場を決めた。日本に戻ってきて10日はホーム(横浜)でのカタール戦。
開始早々、中村俊輔から内田へパスが通り、そのまま内田が快足を飛ばし駆け上がる。センターに素早くクロスを上げる。そこへ飛び込んできた岡崎への対応に気を取られたDFに当たりオウンゴール。見事な速攻で早くも先制。大量点も期待されたが後はウズベキ戦と同じことの繰り返し。逆にPKで1点とられドローで終わってしまった。
1.構造的な問題
① ワードカップ出場を決めた直後の試合でモティベーションが低下していた。
② 日本⇒ウズベキ⇒日本の時差調整で苦しんだ。
③ 怪我を抱える選手は休養を優先した。
とか言われているが、右サイドの内田を発熱で欠いた以外はベストメンバーで臨んだウズベキ戦は①②③がなかったにもかかわらず同様の試合をしている。最終予選、ホームで1勝3分けの成績が示す日本チームの構造的な問題があると思う。
それが何かは素人にはわからないが、案外技術的・戦略的以外に単純な原因があるように思える。
① 基礎体力がない
② リーダーシップを発揮できる選手がいない の2点を挙げたい。
2.基礎体力がない
疲れると足が止まる。実に当たり前の事である。が、親善試合でも前半飛ばして後半足が止まる事がしばしばあり、気になっていた。「人とボールが動くサッカー」、「全員攻撃、全員守備」などのコンセプトを掲げる割には、基盤が脆弱な気がする。
体格の見劣りはいかんともしがたいが、あたり負けしない強さも鍛えられる気がする。
3.リーダーシップ
各クラブチームから選出されたそれなりにプライドのある選手たちにリーダーシップを発揮するのはむつかしい事かもしれない。やり過ぎると中田のようになってしまうし、自身が次も選ばれるか保障がないのに他人のことなどかまっていられないのかもしれない。
ピッチにいる選手たちで、リズムを変えるにはこのリーダーシップを持った選手が必要だ。
試合後「腐った試合」とチームメイトを評した闘莉王が案外試合を壊したのではないかと思っている。ボランチ2枚を欠いた試合、DFに来たボールを闘莉王は中抜きで前線へボールを出していた。得点に絡む派手なパスを出したかったのか、阿部、橋本を信用していなかったのか。
4.審判
ウズベキ戦の審判団は4人ともシリア人だったが、今回は多国籍軍。主審はズブヒディン
(マレーシア)。中国で開催されたアジアカップでPK戦の途中でゴールを変えたあの審判だ。おかげで川口のスーパーセーブが出て日本が逆転勝ちした時の審判だ。
とはいえ、反日本的なジャッジが目立った。アウエーでもホームでも厳しい。特にラフプレーへの笛の吹き方に差があった。ウズベキ戦の主審よりはましかなと思ったが、PKをとった。いろいろ微妙な判定だった。最後の腕で相手を振り払った、でPKはちょっと厳しい。その直前のユニフォームを引っ張った反則ならペナルティーエリアの外だったのではないか。そもそもPKになる反則ならイエローではないか。2枚目なので温情だったのであろうか。
5.アジア最終予選
①A組
オーストラリアと日本が本戦出場。
3位 バーレーン 勝点7 得失-3
4位 カタール 勝点6 得失-9
5位 ウズベキ 勝点4 得失-4
4位のカタールは全日程を終了したので、プレーオフ進出の3位になることはないので敗退確定。バーレーンとウズベキが最終戦で直接対決。これで決まる。
オーストラリアは最終予選失点ゼロで最終日本戦を迎える。
②B組
強豪の固まったこの組で韓国が無敗で本戦出場確定。1位通過も確定。
2位 北朝鮮 勝点11 得失+2
3位 サウジ 勝点11 得失ゼロ
4位 イラン 勝点10 得失+1
で最終戦が、韓国vsイラン、サウジvs北朝鮮。
1位通過の韓国が鍵を握る。韓国とサウジは時差があるので、試合開始時間問題が発生する。2位と3位は大きな違いあるので、韓国・イラン戦の結果関係なくサウジと北朝鮮は戦わないといけないので、試合開始時刻の調整はないのかもしれない。広いアジアならでの課題だ。
<得点>
前半2分 オウンゴール
後半8分 ヤハヤ(PK)
<出場選手>
GK: 楢崎正剛(33)名古屋
DF:右サイド 内田篤人(21)鹿島
DF:センター 中澤佑二(31)横浜
DF:センター 闘莉王 (28)浦和
DF:左サイド 今野泰幸(26)FC東京
MF:ボランチ 橋本英朗(30)G大阪
MF:ボランチ 阿部勇樹(27)浦和
⇒松井大輔(28)海外(後半13分)
MF:2列目左 岡崎慎司(23)清水
MF:2列目右 中村俊輔(31)海外
⇒本田圭佑(22)海外(後半36分)
MF:トップ下 中村憲剛(28)川崎
FW: 玉田圭司(29)名古屋
⇒興梠慎三(22)鹿島(後半22分)
<控え選手>
GK:都築龍太(31)浦和
DF:山口智 (31)G大阪
DF:駒野友一(27)磐田
FW:矢野貴章(25)新潟
<ベンチ入りできなかった選手>
GK:川島永嗣(26)川崎
DF:槙野智章(22)広島
DF:長友佑都(22)FC東京 怪我
MF:遠藤保仁(29)G大阪 怪我
MF:長谷部誠(25)海外 出場停止
FD:大久保嘉人(26)海外 怪我
<離脱>
MF:山田直輝(19)浦和
MF:香川真司(20)C大阪
<日本の日程>
①09月06日○ バーレーン(アウエー)
②09月10日 試合なし
③10月15日△ ウズベキスタン(ホーム:埼玉)
④11月19日○ カタール(アウエー)
⑤02月11日△ オーストラリア(ホーム:横浜)
⑥03月28日○ バーレーン(ホーム:埼玉)
⑦04月11日 試合なし
⑧06月06日○ ウズベキスタン(アウエー)
⑨06月10日△ カタール(ホーム:横浜)
⑩06月17日 オーストラリア(アウエー)
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